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2014/12/07

Paul Auster

久しぶりにポール・オースターを読みたくなって、
「ガラスの街」を読む。

吸い込まれるようにして、
電車の中であっという間に読み終わる。

「偶然以外何一つリアルなことはない」

読む前と読み終わった後の、
世界が違ってみえる感覚が好き。


ひとつの偶然が、全てを変えてしまうこの世界。




2013/06/16

読書

雨の音を聞きながら


最近、とっても面白かった本。


「ナタリー」
ダヴィド・フェンキノス




この本は、なんだか文体がすごく音楽的な本だなぁ
と思って読み進めていたら、
作者のダヴィド・フェンキノスは、
ジャズギターのインストラクターだったそう。
なるほどどうりで!



「ブルックリン・フォリーズ」
ポール・オースター



この本はとっても人間くさくて、
不器用でちょっと悲しい人たちが出てきて、
かっこ悪いんだけど、
とっても愛しくなっちゃう本。

この本の中に感じる人間臭さや体温があったかくて、
終わってしまうとき寂しかった。


2012/05/08

Tree People

とっても素敵な本を読みました。

「フィンランド・森の精霊と旅をする」

フィンランドでは、昔から、人と木が深くつながっていて、
木にまつわる神話や詩、習わしがたくさんあるんだって。
美しいことばと写真たちで作られた本。
神話って、いつも美しくて、でもゾクッとする残酷さがあって、
どきどきしながら、信じてしまう。

















’97年には、「最も美しい本賞」、’06年には「環境活動賞」が与えられたそう。

これはフィンランドのおはなしだけど、
日本にも森の精霊がいて、
人と木とは遥か昔から深く深くつながっていたはずですね。

遠い国のことのはずなのに、身体の奥底で本当は昔から知っていたことのような。

長いこと忘れていた感覚を思い出させてくれるような。

いつかフィンランドの森に行ってみたいな。
それから日本の森にも。
行く時は、ちょっと神聖な気持ちでね。


2011/05/29

秘密の数字

雨ですね。

雨の日はどうして本を読みたくなるのかなぁ。

急に読みたくなって、本棚から「博士の愛した数式」を
見つけて、久しぶりに読みました。

小川さんの本の中で、この本が一番好き。
何回読んでも・・

学生のとき、数学は味気なくて全然好きじゃなかったけど、
この本を読むと、数学の美しさをほんのちょっとでも
垣間みれたような気になる。

人間が「運命」と呼んでいるものが、「神の計らいを受けた
絆で結ばれ合った」友愛数である220と284のように
数学の世界にも存在する。

「正解を得た時に感じるのは、喜びや解放ではなく静けさなの
だった。あるべきものがあるべきところに納まり、一切手を
加えたり、削ったりする余地などなく、昔からずっと変わらず
そうであったかのような、そしてこれからも永遠にそうであり続ける
確信に満ちた状態。博士はそれを愛していた。」

それって、人が人と、出会うべくして出会ったときの感覚とまさに同じ。
そして音楽でも、良い曲が書けた時というのは、その曲が昔から
そこに存在して、もうそれ以外のなにものでもあり得なかった
ような気がいつもするものだから。

私の人生は、私の知らない秘密の数字によって動いているのかもしれない。

数学って・・もしや何かとてつもなく美しいものなのかもしれない。
と思った。

2011/05/07

Breakfast at Tiffany's

昨日は、「ティファニーで朝食を」を読みました。
何回読んでも飽きないカポーティの本。

どこに行ってしまうか分からない野良猫みたいなホリーの、
Miss Holly Golightly  "traveling"
「旅行中」という名刺は衝撃的で、今でも憧れちゃうんです。

原作と映画は、ストーリーが全然違うんだけど、
どっちも大好き!

黒いドレスを着て、5th avenueのティファニーの前で、アメリカンな
コーヒーとパンを食べる、幕開けシーンはすごくロマンティックで、
初めて見たとき本当に感動したよ・・(T_T)
音楽もすごく素敵で・・。

Moon Riverを歌うシーンも、NYの街の景色も大好きで、
ただ意味もなく映像や音楽のきれいさだけで
ジーンとしてしまう映画を見たのは、これが初めてだったかも。

この映画を作るとき、本当はマリリン・モンローが
ホリーを演じる予定だったんだって!
でもそれが中止になってオードリーになったみたい(by Wikipedia)。
でも、このはちゃめちゃだけど優しくて繊細なホリーを演じられるのは
やっぱりオードリーだよねぇと思う。

私は、龍口直太郎さん訳のちょっと昔っぽい日本語で
読んだのですが、最近は村上春樹さんの訳もあって、そちらは
とっても現代っぽいらしい。
そっちも読んでみたいなぁ。英語でも読んでみたいなぁ。
きっと、ホリー像が変わりそう。















2011/04/26

茂木さん

昨日から突然、読書にはまって、今日は茂木健一郎さんの「芸術脳」
という本を読みました。


















この表紙だけでも楽しすぎるでしょ!

茂木さんと、いろいろな人の対談集でした。
いとうせいこうさんとか佐藤雅彦さんとか
リリーフランキーさんとかユーミンとか。

面白くて、時間のたつのも忘れて一気に読んじゃったよ。

仕事の本

昨日仕事の合間に、本を読んでいました。
読んでいたのは、西村佳哲さんの「自分の仕事をつくる」。


















人は、学校を卒業してから、たまにお休みをする期間が
あっても、人生ずーっとずーっと仕事をし続けて生きて
いかなくちゃならないものだから、「働き方」を考えることは
本当に大切なことだと思う!

モノづくりをしている世界中の人、富ヶ谷のパン屋さんから、
サンフランシスコのデザインオフィスまで、とにかく自分なりの
働き方を追求し続ける人たちにインタビューをした本。

自分なりの人生哲学を持って日々働く人たちの姿勢に、
ちょっと背中を押される本。

2011/03/10

ズボン船長さんの話

最近、これを読んでおりました。















「ズボン船長さんの話」

バイオリンの絵由ちゃんがおすすめしてくれてね、
あの「魔女の宅急便」を書いた角野栄子さんの作品と聞いたから
には、黙っていられなくて、図書館に駆け込みました。

面白かったぁー!
一気に読んじゃったよ。

そして・・驚愕の事実が・・!

私のいつか飼うはずの猫のフィフィが・・・
ズボン船長のもとに、いました!

2009/10/02

心

やっと今週のクラスが終わった!
これから自分の曲のアレンジにとりかかる。

その前に、ついさっき電車の中で読み終わった本。
茂木さんの「すべては音楽から生まれる」。

とっても良い本だった!

ラ・フォル・ジョルネのために書かれた本みたいだけど、
茂木さんがいかに音楽が愛してるかっていうことがひしひしと
伝わってくるおはなし。









音楽も心も、目に見えないもの。
でも心から音楽は生まれて、
音楽は心に触れて、救う。

いつも自分の心に耳をすませていたい。

「音楽の前で言葉は力を失う」と詩人は言った。

でも、茂木さんのように
感動を言葉にしてひとに伝える、
好きなものを「好き」と言葉にしていうのもまた、
すばらしいことだね。

素敵な本でした。

2009/09/27

物語

















ボストンはもうすっかり秋。

引っ越してから、電車によく乗るようになって、
本をよく読むようになった。

最近は、村上春樹の「1Q84」と湊かなえの「告白」。

両方とも、エンターテイメントっていう面で、
すごく緻密に計算されてて、面白かった。
「告白」はすごい怖かったけど。。

きっとこの世界に存在するものは
みんなその中に物語を持っていて、
沈黙の中からそれを紐解いていく作業が、
小説であったり音楽であったり、舞台であったり
絵であったり恋であったり、するんですな。

2009/09/14

闘う人


最近、バレリーナの草刈民代さんのエッセイ「バレエ漬け」という
エッセイを読み終わった。

自分のバレエ人生を振り返ったエッセイなんだけど、
なんかちょっと感動した。

少女時代のパートは単純に面白かったけど、大人になってからの
部分は、自分自身に自問自答しながらずっと闘ってきたという
ことが、滲み出ていて伝わってきて、電車の中で泣きそうになった。

語っているのはシンプルな言葉なのに、そこには重みと
暖かさがあって、胸をついた。

ダンサーの、特にバレエダンサーの命は普通の職業よりずっと
短くて、だからこそ普通の何倍も強く、自分と闘っていかないと
いけない部分もあるんだろう。引退ってすごく複雑な気持ち
なんだろう。
でも40代の今、後ろを振り返って書いたエッセイは、飾らなくて、
でも誇りに満ちていて、とても素敵だと思った。

読んで良かった!